加賀温泉郷(かがおんせんきょう)は、石川県の南部に位置する温泉郷です。
加賀温泉郷は、「粟津(あわづ)温泉」「片山津温泉」「山代温泉」「山中温泉」の4つからなり、泉質はそれぞれに異なり「四湯四養」です。
最近では、加賀温泉郷の女将達が立ち上げた「レディ加賀」が話題になり、2023年にレディ加賀を題材にした映画が公開される事になりました。

粟津(あわづ)温泉
粟津温泉は、弘法大師が源泉を掘り当てたという伝説が伝わっており、1,300年の歴史を持ち、開湯当時から続く旅館が営業しています。
粟津温泉の泉質は、主に硫酸塩泉で、新陳代謝を促す美肌の湯として、古くから文豪や、文化人に愛された温泉と言われています。
粟津の地に伝わる、若い男女が困難を乗り越えて結ばれるという伝承の「おっしょべ物語」が、この地を恋人の聖地と認定させているのかもしれませんね。

【法師】は北陸最古の宿
開湯から1,300の歴史を誇る法師は、四季折々の美しさを映し出す庭園が美しく、どの客室からも眺めることができ、のんびりと散策する事もできます。
また、法師の四季折々堪能できる料理には、定評がありますので美味しい加能ガニを堪能できるお宿としてもお勧めです。
【旅亭懐石 のとや】は美肌の湯が自慢
のとやは、創業700年という長い歴史を持つ、由緒ある温泉旅館で、自家源泉が地下5mからこんこんと湧き出るのが自慢です。
旅亭懐石という言葉からも察することができるように、料理の職人が目を聞かせ、腕を振るった極上の味を楽しむことができるお宿でもあります。
【喜多八】は舟盛りが美味しい宿
喜多八ご自慢の、純度100%の芒硝泉は、効能にすぐれ、全国各地から湯治客が訪れています。
喜多八は、昭和29年12月に温泉旅館として開業しましたが、その前身は魚屋を営んでいたことから、現在でも料理の質やボリュームが評判を呼んでいます。
片山津温泉
片山津温泉は、1653年に発見され、明治時代に入ってから開発された温泉とされているので、加賀温泉郷のなかで一番歴史が浅い温泉地と言えますね。
片山津温泉の泉質は、主にナトリウム・カルシウム塩化物泉で湯冷めしにくいとされています。
片山津温泉にある柴山潟は、「日に七度色を変える」という、美しい湖面の眺めが自慢です。

【季がさね】は静かな湖畔に佇むモダンなお宿
季(とき)がさねは、旬の「じわもん」にこだわった、加賀野菜と日本海の新鮮な魚介でのおもてなしが自慢のお宿です。
また、季がさねはモダンな加賀美の客室と、源泉かけ流しの天然温泉を存分に堪能できます。
【 森本】は温泉と料理が自慢のお宿
森本は、柴山潟の七色に変わる湖に面した純和風のたたずまいと、含塩化土類食塩泉のお湯が自慢のお宿です。
ノスタルジックな館内で、日常の慌ただしさから、心と身体を解き放ってみてはいかがでしょうか。
【ホテル 翠湖】はの客室は柴山潟と霊峰白山が一望できるのが自慢
ホテル 翠湖の、3タイプある客室は全室レイクビューで、柴山潟を眺める事ができるので、ライトアップされた浮御堂や大噴水との饗宴を楽しむ事ができます。
ナトリウム・塩化物泉のお湯は、保湿効果のみならず、神経痛や関節痛にも効能があるとされています。
山代温泉
山代温泉は、加賀温泉郷の中心に位置し、北陸で最大級の温泉地となっています。
山代温泉は1,300以上の歴史を持ち、魯山人や、与謝野晶子などの多くの文化人が訪れた温泉地としても有名です。
また、美肌の湯とされる山代温泉は、八咫烏(やたがらす)の言い伝えが点在してる場所でもあります。

【森の栖】日常を忘れる森の薫りが漂う空間
1万坪の森に囲まれた森の栖では、緑の絶景と肌を潤す温泉、北陸の山海の幸が堪能できます。
自動ドアをくぐると、そこには森の薫りが漂う空間が、日常を忘れさせてくれる世界へと誘います。
【宝生亭】リピーターが多い笑顔の絶えないお宿です
宝生亭は、弱アルカリ性の肌に優しいお湯で、小さな子供連れの方からの人気も高いお宿です。
ゆったりとした和室でのんびり、美味しい料理に舌鼓を打ち、家族皆が笑顔になれる場所です。
【ゆのくに天祥】で心のままに過ごす贅沢な一時をどうぞ
山中温泉
山中温泉は、1,300の歴史を持つ温泉地で、松尾芭蕉をはじめとした、多くの著名人が滞在した温泉地として有名です。
山中温泉のお湯は、身体の芯までしみわたり、身も心もうるおすと芭蕉が称賛した日本三大名湯のひとつでもあります。
また、近くには鶴仙渓(かくせんけい)という景勝地が、温泉に訪れる方々の散策の地として人気があります。

【かがり吉祥亭】は芭蕉が愛した源泉より引くお湯が自慢
かがり吉祥亭は、渓流を望む温泉大浴場をはしめ、貸切風呂や足湯処、露天風呂などを楽しむ事ができます。
また、古き良き和の風情を感じる客室からは、四季が織りなす渓谷美が、日頃の疲れを癒やしてくれるでしょう。
【厨八十八(くりややそはち)】の朝食は、陶器窯を使った炊きたてのご飯は最高です
厨八十八の客室は、全てのお部屋から竹林を眺めることのでき、それぞの異なるしつらえのお部屋が自慢です。
お風呂は勿論、食にもこだわりがあり、「厨」という字は料理をする所を意味し、お客様に質の高い料理をという意味が込められているのだそうです。
【瑠璃光】は上質で心地よいサービスとを日々追及しています
瑠璃光は、季節感溢れる露天風呂や、加賀の旬を楽しめる料理と心地よいおもてなしが自慢のお宿です。
良質の温泉と、料理人の技でこだわった料理を堪能でき、多彩な湯遊びを提供しています。
まとめ
石川県を代表する加賀温泉郷は、「粟津(あわづ)温泉」「片山津温泉」「山代温泉」「山中温泉」の4つからなっています。
加賀温泉郷の泉質は、それぞれ少しずつ異っていて「四湯四養」となっています。
また、平成23年10月10日に【レディ・カガ】の面々が「おもてなしの心を持った女」として誕生し、旅館のみならず、ショップやカフェ、美術館などで加賀温泉郷を訪れる方々を、お待ちしております。

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